誰かを傷つけること。

　
九月だよー。
早いなー。
　
　
久しぶりの日記に
何をつづったらいいのか、
自分の気持ちが整理できないままでいる。

月曜日、火曜日と体調が思わしくないので
病院にいってから、会社へ行きました。
時期的にもう、冬の家電の納品になってきて
今は少し忙しいです。

水曜日、朝三時に起きてまだ外は真っ暗なまま
始発の電車に乗り、電車の中で朝を向かえました。
関空から羽田行きの飛行機に乗り、
たかちゃんのいる東京へちょうど一年ぶりに
ななおは向かいました。
11時ごろ、池袋で会って、
だいぶ痩せて、黒くなったたかちゃんにだいぶんと
違和感を感じ
少し離れながら、街をぶらぶらしていました。
この人と3ヶ月前まで一緒に住んでたのかな。って
思うくらい別人で、ななおの知らない人のように
思えたのです。

たかちゃんとちゃんと別れを言うために
ちゃんと最後のお話をするために行った東京のはずだったのに
会っちゃうといえないのです。
むしろ、気持ちを悟られないように
笑顔でいるしかなかったです。

USJの年間パスポートを買うお話だったり
今度、エキスポに行こうというお話だったり
巨人VS阪神を見に行くお話だったり
ほんとは今回行きたかった東京タワーに行くお話だったり
未来の約束があまりにも多すぎて
うん。うん。としか言えなくって
ななおからまた行きたいとか行こうねという嘘は言えなかった。
きっとね、たかちゃんは気付いてるんじゃないかと思ったんだ。

夜、12時ごろ、たかちゃんのお家に戻るとき
二人で自転車に乗ってお話してるとき、
たかちゃんが「おまえは何で東京にきたの？」って聞いてきた。
「わかんない」って言った。
「お前が好きなのは誰なの？」って聞いてきた。
「わかんない」って答えた。

そしたら、「お前が考えてること、わかんねーよ」ってそう言われた。

次の日、何もなかったように
一緒に吉祥寺に行って
お買い物して、
もんじゃ食べて、
たかちゃんはずっと優しかった。

でも、自分の中で、たかちゃんへの気持ちが
無くなっていってることに気付いた。